「今、ここ」の三次元空間で踊る少女たち。(視線の先のダンス準備稿その1)

で、こないだプリコ見たくて代々木行ったんですよ、代々木公園。
そしたら「踊ってみた」の人が踊っててかわいかったんですよ。
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ちょっと前の「チルノのパーフェクト(ry」以降に強まった流れなんだろうけど既存の曲にオリジナルの振り付けして踊るのって今多いみたいだね。
いいことだよなー、って思う。踊ることがあたりまえになる、というのはきっといいこと。
かつて鶴見済が「檻の中のダンス」で「近代に入って『踊らない人間が出現した』」と書いていたが、ようやくそういう呪縛みたいなものが俺らの世代以降、解けていってるように思う。ヲタ芸もそうなんだが日本人には「型のあるダンス」が向いてるんじゃないかと感じている。
視線をどうしても気にしてしまうから、周りから浮くのが嫌だから、踊れなかった人にとって「ガイドライン」があることで安心して体を動かせるという利点があると思う。そこから徐々にフリーに体を動かすことに慣れていけばいいと思ってる。
体を動かすことの楽しさがそれでわかればきっと音の感じ方だって変わるし、体調管理の仕方だってかわるし、健康になる。いいじゃないか!
今、オタク系クラブイベントが乱立傾向にある。そこでクラブの楽しさを知って他のジャンルのクラブにも気軽に遊びに行けるようなふうになれば、
オタクカルチャーとクラブミュージックが好きな俺らみたいな人間がやりやすい環境になるんだろうなー。